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補助金は“ボーナス”であって、“給料”ではない

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6月 22, 2026

補助金の仕事をしている人間がこんなことを言うのも変かもしれませんが…。

でも私は、補助金はあくまで「ボーナス」のようなものだと思っています。

もちろん、補助金は事業者にとって大きな追い風になります。
新しい設備を導入したり、広告を出したり、
これまで挑戦できなかったことに一歩踏み出すきっかけになることもあります。
自己資金だけでは難しかった投資が実現し、事業を加速させる力を持っていることは間違いありません。

一方で、補助金があることを前提にしないと成り立たない事業は、本当に健全と言えるのでしょうか。

「補助金が採択されなかったら、この計画はやめます。」

「補助金が入らなければ、この設備は維持できません。」

「補助金がないと利益が出ません。」

もしそうだとしたら、その事業は少し危うい状態なのかもしれません。

補助金は毎年必ずあるとは限りません。
制度は変わりますし、採択される保証もありません。
だからこそ、補助金がなくても事業として利益が出て、きちんと回っていく状態を目指すことが、
本来の経営ではないかと思うのです。

私はこれまで、「補助金の審査に通すための事業計画書」を数多く作ってきました。
もちろん、それも大切な仕事ですし、誇りを持っています。

しかし最近は、それだけでは少し物足りなさを感じるようになりました。

本当に作りたいのは、採択されるためだけの計画書ではありません。

補助金がなくても生き残れる会社。
利益を生み出し続けられる会社。
従業員や家族を守れる会社。

そんな会社になるための「経営の地図」としての事業計画書を、一緒に考えていきたいと思っています。

補助金は、給料ではなくボーナス。

なくては困るものではなく、あれば事業をさらに前に進めてくれるもの。

だからこそ、「補助金があるから何をするか」ではなく、「自分たちは本当は何を実現したいのか」を先に考えることが大切なのではないでしょうか。

補助金は目的ではありません。
事業をより良くするための手段のひとつです。

経営の主役は、あくまで事業そのもの。
そして、その事業を動かしている経営者自身なのだと思います。

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