「とりあえず申請しましょう」の怖さ
「使えるなら使った方が得ですよ!」
補助金の話をしていると、こんな言葉を耳にすることがあります。
確かに、補助金は事業の追い風になる制度です。
自己負担を抑えながら設備投資や販路開拓に取り組めるのは、大きな魅力だと思います。
でも、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
その投資、本当に今の自社に必要でしょうか?
「補助金があるから」という理由だけで設備を導入した結果、
・結局ほとんど使わなかった
・維持費だけがかかっている
・スタッフが使いこなせなかった
・思ったような売上アップにつながらなかった
というケースも、実は少なくありません。
補助金は、あくまで”やりたいことを後押ししてくれる制度”です。
本来は、
「この設備があれば生産性が上がる」
「この広告で新しいお客様に出会える」
「この取り組みで事業をもっと良くできる」
という目的が先にあり、その実現手段として補助金を活用するのが理想です。
「補助金があるから何か買おう」
ではなく、
「必要だから導入したい。その後押しとして補助金を使おう。」
この順番を間違えないことが、補助金を本当に意味のある投資にするための第一歩だと思います。
補助金は”お得だから使う”ものではなく、”必要だから使う”もの。
そんな視点を持っておくと、補助金との付き合い方も大きく変わってくるのではないでしょうか。
一度原点に立ち返って
・「自分(代表)は何をしたいのか」
・「相手(顧客)は何を求めているのか」
・「従業員はどうすればもっと楽をできるのか」
結局ここを整理することに尽きるのではないかと思っています。